この絵は、ジョバンニ・バッティスタ・ティエポロ(1399〜1482)の作品、「ユノとユナ」です。福岡市立美術館で開かれていた「ヒューストン美術館展」の展示作品の1品でした。
遠くからこの絵が見えた時、
「え?あの女神の顔、ティエポロの描く女の人の顔そっくり、もしかして・・・」
と急いで絵の横に書いてある画家の名を見ると、やはりティエポロの絵なのでした。
神々の女王ユノが孔雀が牽く2輪車に乗って舞い下りてきて夜の王国を支配するユナに暁の到来を告げている・・・という絵です。私はティエポロの絵が昔から好きで、画集を見ながら、ああ、いつか本物のティエポロの絵が見たいな〜とうっとり、夢みておりました。でも、「ティエポロの作品はほとんどが壁画などの大作だ」と本に書いてあったので、「そうか、外国に行かないと見れないのか〜。」と半分諦めていました。それが、福岡県で見ることが出来るとは!感動でした〜。
実際の絵はとても大きく、(213×231.1),迫力の一言につきます。そして、空のきらめき。そして絵から感じ取れる物語性。女神たちの貫禄。実物の絵は、私が画集で想像していたティエポロの絵よりも何倍も何倍も素晴らしかったです。「この空の色、どうやってだすんだ?この輝く雲の色は?」と夢中になって見入りました。
西洋の絵って、華やかで、迫力があって、夢があって、美しくて、神々しくて!!ふと、日本で対抗できる美術ものって何だろうとしょうもないことを考えてしまいました。あまり知識のない私がこの迫力ある絵に対抗できる日本の迫力ある美術もので・・とっさに浮かんだものは・・・・。奈良の東大寺の入り口門にある、超ビッグな仏像、[運慶作
金剛力士像]なのでした。(この金剛力士像を見た時の感動はとても言葉では言い表わせないです。素晴らしすぎて!)
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